2017年1月1日日曜日

2017 A HAPPY NEW YEAR!!


あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

2016年5月19日木曜日

ITmedia名作文庫 太宰治『冬の花火』連載中




冬の花火太宰治

戦後、掌を返したような世の中の風潮に憤った太宰治はその怒りを戯曲の形で作品化しました。1946年「展望」6月号に発表された「冬の花火」と同年9月号の「人間」に発表された「春の枯葉」です。ITmedia 名作文庫では『冬の花火』(中央公論社、1947年7月5日発行)を底本に、この2作と「苦悩の年鑑」、「未帰還の友に」、「チャンス」、5つの掌編をまとめた「津軽通信」、そして巻頭に解説「戦後日本へのぬぐいがたい違和感」(北条一浩)を収録しました。2010年の常用漢字改定に照らし合わせ人名ともに現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り読みやすくした縦書版電子書籍です。(近日刊行予定)

2015年12月23日水曜日

ITmedia名作文庫 太宰治『虚構の彷徨 ダス・ゲマイネ』連載中






虚構の彷徨 ダス・ゲマイネ

太宰治

『晩年』(砂子屋書房、1936年6月)に続き、1937年6月1日、新潮社から刊行された前衛的な第二著作集です。師匠の佐藤春夫に命名された「虚構の彷徨」は「道化の華」「狂言の神」「虚構の春」で構成される三部作。「虚構の春」では友人・知人からの手紙をコラージュし、「ダス・ゲマイネ」では「太宰治とかいうわかい作家」を登場させるなど、前衛的な創作手法に挑戦しています。ITmedia 名作文庫では新潮社版を底本に、巻頭に解説「俗っぽさに賭ける痛切な青春」(北条一浩)を収録しました。2010年の常用漢字改定に照らし合わせ現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り読みやすくした縦書版電子書籍です。(近日刊行予定)


2015年10月23日金曜日

ITmedia名作文庫 太宰治『右大臣実朝』連載中





右大臣実朝太宰治

鎌倉時代に成立した古典『吾妻鏡』を典拠とした書き下ろし長編小説です。1943年9月25日、錦城出版社から刊行されています。源頼朝の四男で、金槐和歌集など歌人としても高名な三代将軍実朝の悲劇的な人生を、その没後20年に「私」が語る、という体裁をとっています。御坂峠の文学碑の碑文「富士には月見草がよく似合ふ」を作るとき、この小説の自筆原稿から集字されたことでも知られています。ITmedia 名作文庫では錦城出版社版を底本に、巻頭に解説「滅びの予兆に託した中期の意欲作」(北条一浩)を収録しました。口語文を2010年の常用漢字改定に照らし合わせ現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り読みやすくした縦書版電子書籍です。(近日刊行予定)



2015年8月26日水曜日

ギャラリーカフェバー縁縁12周年記念「十二単干支展」




『私の愛おしいあなた。私の命をあなたにあげよう。』







久し振りのコラボ展です。
私は『 巳 』を担当させてもらいました。
八木橋さんは絶対ヘビだと思いました!と周ちゃんに言われました(苦笑)
実際のヘビは苦手ですが、神話や象徴としてのヘビは好きです。

今回の絵は『蛇女房』を土台に今の自分の思いを形にしました。



展示期間 [2015/08/26(Wed)~2015/09/07(Mon)]


縁縁も年を重ねて9月で12周年となります。

12といえば時間の単位、月も12月まで、星座も干支も一周します。
色々なものが一回りして還ってくるような、そんな時期です。
新たな13年目もよいスタートをきれるよう願いを込めて、様々なアーティストによる十二支展を行います。

表現もサイズも様々、あなたのお気に入りの干支はなんでしょうか?
期間中には12周年記念のイベントも開催いたします。
皆様のご参加お待ちしております。


【参加アーティスト】

飯田峰空 [書] 
KIIMAN [悪セサリー]
きゃねこ [動物をつくるひと]
佐藤周作 [動物墨絵師]
杉山彩 [ドローイング]
tomohiro kanekiyo [reflection's photographer]
ながやいつき [イラスト]
なよごん [絵]
松谷和恵 [絵本作家]
本山浩子 [イラスト]
やぎはしさちこ [絵]

【イベント】
9月5日(土)19:00〜
「縁縁12周年記念パーティ」
2,500縁(お食事、記念品付)+ドリンク別(ALL500縁)
詳細はこちら!

9月6日(日)18:30〜
「縁縁12周年記念!ERIKO×坂ノ下典正スペシャルリユースキャンドルナイトライブ☆」
2,000縁+オーダー別
詳細はこちら!

イベントのご予約はお電話にてお受けいたします。


ギャラリーカフェバー縁縁 http://www.enyen.jp/

水~日/12:00~23:00(L.O.22:30)
月/12:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 火  TEL 03-3453-4021

「麻布十番駅」大江戸線 7番出口 徒歩4分 南北線 4番出口 徒歩5分
六本木ヒルズ、ツタヤ、STARBUCKS 徒歩5分
東京都港区麻布十番2-8-15 1F

2015年8月8日土曜日

ITmedia名作文庫 太宰治『新ハムレット』の連載が始まっています。



苦しみが苦しみを生み、悲しみが悲しみを生み、溜息が溜息をふやす。自殺。のがれる法は、それだけだ。(p29)


だから、だから、それだから僕は、くるしんでいるのです。くるしい時に、くるしいと言ってはいけないのですか?なぜですか?僕は、いつでも、思っていることをそのまま言っているだけです。素直に言っているのです。本当に、淋しいから、淋しいと言うのです。勇気を得たから、勇気を得たと言うのです。なんの駆け引きも、間隙も無いのです。精一ぱいの言葉です。(p111)


愛は言葉だ。言葉が無くなれや、同時にこの世の中に、愛情も無くなるんだ。愛が言葉以外に、実体として何かあると思っていたら、大間違いだ。(p219)







男性の方の画は、物語の最後の部分の、ハムレットが自分自身を切り裂くところから描きました。

女性の方の画は、下記の部分から描きました。
王妃であり、オフィーリアでもある女性像です。ドレスの裾は小川の水を(水が溜っている感じを)表現しました。

王妃。「紫蘭の花のことを、しもじもの者たちは、なんと呼んでいるか、オフィリヤは、ご存じかな?(中略)まさか、あの露骨な名前で呼んでいるわけでもないでしょう。」
オフ。「いいえ、王妃さま、あたしたちだって、やっぱり同じ事でございます。(中略)
でも、男のひとの居る前では気を附けて、死人の指、なぞという名で呼んでいますの。」
王妃。「死人の指とはまた考えたものですね。死人の指。なるほどねえ。そんな感じがしない事もない。可哀そうな花。金の指輪をはめた死人の指。」(p128-129)

http://classics.itmedia.co.jp/dazaiosamu/shinhamlet/
http://classics.itmedia.co.jp/



新ハムレット太宰治

太宰治の中期を代表する作品の1つで、最初の書き下ろし長編となった『新ハムレット』は、1941年7月2日、文藝春秋社から発行されました。同年2月から5月まで、かなりの意気込みで執筆されたものです。シェイクスピアの名作に挑んだという点では、志賀直哉の「クローヂヤスの日記」と比較されることもあります。ITmedia 名作文庫では前記文藝春秋版を底本に、巻頭に解説『「かすかな室内楽」としての小説』(北条一浩)を収録しました。2010年の常用漢字改定に照らし合わせ人名ともに現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り読みやすくした縦書版電子書籍です。(近日刊行予定)




2015年8月7日金曜日

オリジナルTシャツがファッションショーで使われます。


私の作ったTシャツがファッションショーイベントで使われます。

ショーで流す音楽は、Tシャツのイメージに合う rega をガンガンに流してもらう予定です。
モデルさんたちに楽しんでノリノリで歩いてもらいたいです。



TOKUYAMA FAVORITE ARTIST vol.3


【日時】2015年8月8日 土曜日

【会場】GYOEN ROSSO 198

【時間】OPEN 18:00

【料金】前売¥2,400- / 当日¥2,700-(ドリンク代別 
 ※1ドリンク¥600-,
 ※2ドリンク¥1.000-,
 ※ドリンク飲み放題プラス¥2,600-open~22:00まで自動終了)


今回の来客予想人数約100名。

bar-rosso.com/

地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅2番出口徒歩3分。
★新宿区新宿1-19-8サンモール第7ビルB1F
目印はすき家の横のビル地下1F